2009年07月03日(Fri)
フローラのにわ/小鳥やカエルや虫たちが友だちの小さな女の子の絵本 [絵本]
クリスティーナ・ディーグマン 作、ひしき あきらこ 訳(福音館書店、2009年3月発行)
(世界傑作絵本シリーズ・スウェーデンの絵本)
福音館書店
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深夜にこの絵本を読んでいると、孤独がヒタヒタと音をたてて、やってくるみたいだ。ほんわかとしたストーリーなんだけど、孤独というか、孤立かな、自立と言った方がいいのかもしれないけど、生き方を選んだ者が必然的に背負う寂しさを感じてしまった。これが北欧の文化なのかもしれないと思った。作者はスウェーデンで生まれ、コペンハーゲンで絵画と彫刻を学んだと紹介されている。
フローラという名の小鳥より少し大きいぐらいの体の小さな女の子のお話。フローラは野の中の一軒家に一人で暮らしている。友だちは庭のカエルやハリネズミ、テントウ虫にアリ、ツグミたち。カタツムリだって友だちだし、マルハナバチなんかフローラの膝で寝てしまう。子猫を寝かすみたいにハチを寝かすなんて、想像を絶するよ。
暑い日はカエルが池で泳ぎを教えてくれる。でも、同じ女のこと話がしたいと思っている。その願いがかない、庭の友だちも来て、お茶をする。
Posted by sugiya at 2009.07.03(Fri) 02:44 パーマリンク トラックバック ( 0 )
2009年07月02日(Thu)
「Panorama de マイアミ」のマッタリな夜 [Walk in Osaka]
大阪西区新町1丁目のカフェPanoramaへ行って、帰ってきたとこ。
今日の水曜日から毎週、RAS HAIRさんが「Panorama de マイアミ」を主宰。
ちょこっと行って、マッタリな雰囲気を楽しんできた。
RAS HAIRは南堀江3丁目のヘアアーティストさん。そこには、OmiyageさんというTreasure select shop な雑貨屋さんもあって、ポップでキュートな異次元ワールドがひろがってる。
この楽しいホームページを超オススメ!
Posted by sugiya at 2009.07.02(Thu) 03:32 パーマリンク トラックバック ( 0 )
2009年07月01日(Wed)
夜の豪雨から晴れた朝、うつぼ公園 [Walk in Osaka]
昨日は夕方から雨になり、ときおり強く降る。今朝は快晴。大阪西区靱本町のうつぼ公園で軽いジョギング。朝は久しぶり。梅雨といっても雨が降らなかったので、アジサイがみじめな状態になっていた。アジサイにしちゃ、今頃降っても遅いと言いたいに違いない。かわってアガパンサスが咲き始めた。今日も、夕方から雨の予報。
Posted by sugiya at 2009.07.01(Wed) 15:12 パーマリンク トラックバック ( 0 )
2009年06月30日(Tue)
悲しみがまとい付くゲイ小説『ダンサー・フロム・ザ・ダンス』を読む [読書]
アンドリュー・ホラーラン著、栗原和代訳(マガジンハウス、1995年7月発行)
Dancer from the dance by Andrew Holleran, 1978
1970年代、ニューヨークの狂気と絶望のゲイライフを描いた素晴らしい小説だ。この小説にはエイズは描かれていないが、それを予感させる描写がある。80年代初めのエイズによって、70年代のゲイライフは以後と分断されている。だから、70年代は二度と体験することのできない狂気と絶望のゲイライフであったらしい。70年代のマンハッタンはディスコの時代でもあった。ゲイの存在なしに、当時のディスコ・カルチャーを語ることはできない。
「彼はぼくにとって、ある冬ディスコで見かけるようになった常連に過ぎなかった。」と小説の本編は始まる。彼とは小説の主人公であり、ぼくとは著者のアンドリュー・ホラーラン自身という構成の物語だ。
1971年に開店した、一部の人々にしか知られていないディスコの話が最初に出てくる。物語の後半は、「ディスコが中産階級のオモチャ」になってダメになる70年代中頃というわけで、ディスコ・カルチャーの歴史をトレースしている。ここんところが、この小説を読むきっかけだった。しかし、読後の印象は、いつまでも悲しみがまとい付く、忘れられない美しい小説だった。
Posted by sugiya at 2009.06.30(Tue) 02:11 パーマリンク トラックバック ( 0 )
2009年06月27日(Sat)
田中奈津子展 私湯@MEM を見てきた [Art]
イチョウの美しい御堂筋を自転車で北上して、中央区今橋のギャラリーMEMへ行ってきた。テーマは銭湯で、画廊へ一歩入ると、湯煙が立ち、お湯の流れる音が満ちているようで、少し嬉しくなった。ユーモアがいっぱいの人だと感じながら、一点一点の作品を覗き見するみたいに歩いた。湯船のタイルの模様とか、お湯を表現する線がとてもここちよい。
作品を見てから、作者のファイルをめくった。いつもいつも銭湯じゃないことが分かる。過去の作品の写真を眺めていたら、シリアスな面と背中合わせのユーモアであることが感じられてくる。再び嬉しくなったのは、棺桶のようかな作品が目に止まったときだ。帰ってから作者のサイトを探し、その作品は「my room '70 生まれてから今までの、わたしのお葬式」と題された作品の一部だと分かった。やっぱり棺桶なんだ。これはいい。お葬式から私湯への流れに浸った。
□作者のサイト natsunique
Posted by sugiya at 2009.06.27(Sat) 18:40 パーマリンク トラックバック ( 0 )
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